ちょっと今日はお客様からよく聞かれる質問について考えてみるとしましょう。
美容師がお客様に一番使ってほしい商品
僕たち美容師がお客様に一番使ってほしい商品
それは.....
ホームケアとして毎日使ってもらえるシャンプー&コンディショナー(トリートメント)です。
これってどんなにすごいトリートメントを毎月美容室でやってもらうより実は一番ダメージケアにオススメなんです。
すっごい超高いトリートメントを毎月やっていても、日々使っているシャンプーが実は市販の物・・
このパターンはトリートメントの持続性を妨げてしまいます。
(決して市販のものがすべてそうという訳ではありません。)
最近ではドラッグストアなどでも1500円以上のシャンプーが売れているそうです。
なんでそんなにシャンプーの値段ってピンきりなの?
そう感じざるをえません。
シャンプーの価格の差ってなんなの?
その理由は
使用している界面活性剤の種類によって変動するケースが多いです。
界面活性剤とは?
界面活性剤?
聞いたことはあるような、無いような....
簡単に言うと、水と油って一緒に混ぜても絶対分離しますよね。
あの現象を分離せずに混ぜ合わせて乳化させる物が界面活性剤なんです。
そして泡立つ。
この界面活性剤のどんな種類を使うかでその物の特長が決まります。
洗濯洗剤になるのか
食器洗剤になるのか
掃除用洗剤になるのか
ボディソープになるのか
シャンプーになるのか
この種類はとてつもなく数が多く学者でもなければ全部はわかりません。
僕たち美容師が勉強するのは主にシャンプーやトリートメント剤につかわれる界面活性剤ですが
それだけでもかなりの数です。
正直僕も全部はわかりません(T_T)/~~~
でもこんなのが入っていたらいいなぁっていうのはあるんです。
おすすめのヘアケア剤 『アジュバン』
buzziotでは「アジュバン」というシリーズのシャンプーをご提案しています。
髪の毛はアミノ酸からできていて(基本人体はすべてそうなんですが)
そのアミノ酸が界面活性剤として使われているものが、いわゆるダメージケアにはオススメなんです。
アミノ酸
アミノ酸・・・
身近なものでいうと、皆さんご存知の「味の素」
これもろアミノ酸のかたまりです。
そう、うま味調味料。
要は口に入ってくるものが主剤になっていたら安心ですよね!
アジュバンではこのアミノ酸と糖(お砂糖)、さらに保湿にすぐれたベタイン系の物をたっぷり使った洗浄剤を作っています。
・コカミドプロピルベタイン
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルグルタミン酸Na
この辺が多いです。
buzziotスタッフも好んで愛用しています。
僕も子供たちには生まれた時からずっと使用しています。
そのかいもあってかスーパーさらさらです。
極力避けたい成分
逆に一般的よく使われている界面活性剤は、最近CMにまで成分名が出たりしちゃってますが
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸Na
この成分は非常にいろんなものに使われています。
このネット時代なので否定はしませんが(認可されている成分ですし)
ダメージを気にするとか、ヘアカラーの持ちをよくしたいとか、パーマの後のパサつきを抑えたい
なんてときはできればこれらが主剤になっていないものがよいです。
この物自体は洗浄力に優れていて、泡立ちもいい、しかも安価で手に入る。
食器洗剤、洗濯洗剤、ボディソープ、シャンプー
一般的な物にはほぼ使われています。
価格帯はシャンプーだといっぱい入って数百円。
ベースになっている油は石油です。(石油系界面活性剤)
最近は植物からも抽出できるようにはなったみたいですが・・・
でも基本的な効能は一緒です。
洗浄力が強いのは良くもあり、悪くもあると思います。
まとめ
ダメージケアを目的としたら強すぎるものは素材を壊してしまいやすいです。
シャンプー後に髪がギシギシ、、、
コンディショナーしたらチョー指通る~♪
こんな経験ありますよね。
洗浄力の強さで絡まった髪をシリコンたっぷりのコンディショナー、トリートメントでツルツルにして
良くなった気がしてるだけだったりもします。
シリコンについては次回お話ししますが。
怪我して傷だらけの所に薬を塗らずに包帯だけ巻きました!
の状態に近いです。
包帯撮ったら傷は治ってないみたいな感じです。
本気でダメージケアを始めようかなって、ちょっと思ってくれたとしたら嬉しいです。
まずは良いトリートメントを買うよりも
いつも使っているシャンプーを先に変えてみませんか?
違いはすぐに実感できると思います。
普段何気に行くドラッグストアのシャンプーコーナーでその裏面に記載されている成分表を見てみてください。
シャンプーは必ず最初に「水」から始まります。
これは入っている量の多い順番に記載されています。
見るべきポイントは
・最初から2番目~5番目くらい何が記載されているか?(そこが界面活性剤)
とりあえずこれだけ注目してみましょう。
ここに上記で示したアミノ酸系やベタイン系のものが使われているかどうか。
大体価格帯は1500円以上はするかもしれませんが。
シャンプー選びのポイントはまずはそこです!
~エキス配合、~オイル配合
など良さそう♪と思う成分もあると思いますが、
残念ながら効果効能としてはあまり期待できません・・・
シャンプー剤は水と界面活性剤でほぼ構成されているので~エキスはぶっちゃけお気持ち程度。
お風呂に一滴何かを垂らせば配合。
そんなイメージです。
無いよりはいいかなくらいです。
なのでまず成分表をみてみてください。
もっといろんな成分を知りたい時はググっちゃえばいい時代です。
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